魂がやばい

魂が やばくなるほど すばらしい

生半可な気持ちで「ロックンロール」って言ってみ、それがお前にとってロックの価値だから

 
ロックってなんだろう
 
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さいあくななちゃん個展日本ツアー『ロックンロールスター』

 
これまで絵の展示なんかに行ってつまんなかったと感じた人は
さいあくななちゃんの個展に行くといい
さいあくななちゃんの個展は、人生の個展だ
 
ななちゃんにとって、描くことは日常らしい
さいあくななちゃんは昨年にバイトを辞めてから絵の仕事しかしていないみたい
だからさいあくななちゃんの日常ってつまり、さいあくななちゃんの絵の全てで、つまりさいあくななちゃんの人生だ
だからななちゃんの絵が放つ輝きは、強くて眩しい
 
そんな彼女の絵が、人生が、古いとか、新しいとか関係なく、部屋中を覆っている
 
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ななちゃんの描く絵
モチーフはいつも一人の女の子だけれど、
その筆致も内容も様々だし、描かれている媒体も普通の紙から卒業証書、写真からチラシまで様々だ
 
全てを懸けて描き続けてきた絵、に包まれた空間全部が、圧倒的物量で一気に迫ってくる
何度も言う
さいあくななちゃんの個展は絵の個展じゃない
さいあくななちゃんの人生の個展だ
 
部屋に足を踏み入れた瞬間、
うれしいって思った
芸術に触れた時に、こんなに中身を誰かに見せてもらったの、初めてだった
一個の人間の喜びとか悲しみとか痛みとかを覗かせてもらって、そこに人間の熱量みたいなものを感じて、そうだ、明日も生きていこうって思う
芸術ってそういうものだったとおもった
 
 
ロックってなんだろうと思う
 
夏、実家に帰った。
こんな私のこと見たくなかったのだろうか
誰も、もう私のやっていることを聞かなくなった。
前まで、学生だったから色々許されていたが
この道を大人になっても選びきった瞬間一人ぼっちだ。
初めて帰らなきゃよかったと思った。
これはさいあくななちゃんの画集に添えられていた文の抜粋だ
 
音楽はテレビから流れてくるしデパートで流れてるし、生活の中で耳にする場面が結構用意されてる、老若男女がつい口ずさめちゃうような身近なものだ
 
対して絵は、それも人の意思がこもった絵なんか、日常的に触れる機会なんか全然ない
だから音楽で有名になろうとするより絵で有名になろうとする方が今の時代、めちゃめちゃ難しいとおもう
 
同学年がみんな就職していったりして、周りからは冷たい目で見られたりしたって、
さいあくななちゃんはそれを諦めずに今日も絵を描いている
ただ自分の人生全部を込めるつもりで、毎日絵を描いている
さいあくななちゃんは絵だけで食っていくつもりだ
だって絵が好きだから
もう圧倒的にロックだと思う
 
「売れたいなら、流行りとか売れ線とか研究すべき」って声もあると思う
そしてぼくもそれはダサいことではないと思う
だって売れたいなら、それだって立派な売れるための努力だから
でもさいあくななちゃんの絵には、そういうものすらも全部全部捨てて、無心で全てを注ぎ込んできた
きっとそういうものにしか生まれ得ないのだろう、圧倒的な輝きと迫力がある
 
流行りとか売れ線とかから外れた、そういうものにしかない、一個の人間としての輝きだってあるのだ
 
 
絵はずっと残る
でも「さいあくななちゃんの個展」は、展示されてるもの全部でひとつだし
展示される絵も、空間構成も、その日その場でしか観られないものになってるから、全然永遠じゃないし、一瞬だ
まさに人の人生だ
 
「いつでもいいや」なんて思ってたら見逃してしまう
さいあくななちゃんの個展に興味が湧いたら、出来るだけ早く行った方がいい
そしてその時その瞬間の、さいあくななちゃんの人生に喰われる快感を味わったらいいとおもう
現在、ツアー中です
 
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